初めて「アレルギー科」を受診する際には、下記のようなメモ書きを準備しておくと、診療がスムーズに進みます。
初めて症状が出た時期
症状の具体的な内容
症状が出たきっかけ
その後の症状の経過
これまでにかかった医療機関
これまでに受けた検査の結果
これまでに使用してきた薬の名称
家族にアレルギー患者がおられるかどうか
ペットの有無
喫煙者の有無 など
スギ花粉症とダニ(ハウスダスト)アレルギーの治療法の一つに、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法とは、スギ花粉やダニを含むエキス(治療薬)の量を少量から始めて徐々に増やし、アレルギー反応を起こさないように仕向けていき、スギ花粉症やダニアレルギーを根本的に治療する方法です。
当院では、スギ花粉とダニ、いずれの免疫療法にも対応しております。
現在のところ、スギおよびダニの舌下免疫療法を両方同時に行うことはできません。どちらかの治療を優先することになります。
この治療をご希望の方は、ご相談ください。
当院の院長は、アナフィラキシーショックに対応できる「アナフィラキシー補助治療剤」の処方登録医です。
アナフィラキシー補助治療剤とは、食物、蜂毒、薬品などによるアナフィラキシー(発症後、極めて短い時間のうちに全身症状が出るアレルギー反応で、時には命にかかわることもある)の際、医師による治療を受けるまでの間に、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防止するための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。
アナフィラキシー補助治療剤は、アナフィラキシーを根本的に治療する薬剤ではありませんので、注射後は直ちに医師による診療が必要です。
まずはご相談ください。